サインツールを拾ってメール通知にする方法

メール機能がないサインツールを拾ってメール通知出来れば、バイオプにもFXにも役立つことは多いかと思います。
そこで今回、メール機能のないインジゲーターのサインを拾ってアラートやメール通知する方法を考えてみます。

 

インジゲーターには主に、二種類あります。

よくあるタイプ (Volumeがあるもの)

オブジェクトタイプ (volumeなどなくOBJの矢印が出るもの)

見分け方は、インジゲーターをチャートにセットして、ターゲットをクリックして表示を確認です。


よくあるタイプはこんな感じになっていて、矢印の足でVolumeの数字が変わります。

オブジェクトタイプはこんな感じになっていて、Volume等が無く矢印の足でOBJの吹き出しが出ます。

 

volumeが出るタイプは、メール機能を追加するインジゲーターは何種類もあり、設定等も見かけます。
そこで今回は、OBJの矢印のみ出るタイプのメール追加に特化して設定してみようと思います。

 

準備
1、メールを送りたいツールを用意します。

2、サインを拾うインジゲーターを用意します。
今回私が良いなーと思ったのは、SIGNALERT です。

こちらは、画面に表示される矢印の記号番号とその時表示される文字を拾ってアラートやメール通知してくれます。
2重で検索してくれるしパラメーターを変えれば、矢印発生時も 次足確定時も指定出来るので、すごい便利!万能薬て感じです!

 

下記のGogoJungleか製作者のサイトで無料でダウンロードできます。

GogoJungle
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/14130

本来は、そのサインアラートをFXの自動売買に繋げるために作られてると思います。
対応するEAも作られてます。(有料ですが機会があれば使ってみたいです)

 

 

3、用意が整えば、実際設置してみましょう!
MT4のチャートを開いて表示したいインジゲーターをセットします。
使いたいインジゲーターとSIGNALERTは、MT4に保存しておいてください。

もし設定がわからない場合は、以前のインジケーターを参考にしてください。

 

4、インジゲーターの矢印を分析します。
チェックその1 インジゲーターの矢印は何番の記号を使っているのか?


チェックその2 インジゲーターが吐き出している文字は何となっているか?

この2点です。


この2点は、後にパラメーター設定で使います。

 

5、次に、インジゲーターがセットされているチャートに追加でシグナルアラートを2個追加する。
ここで2個追加するのは、上矢印 下矢印と2種類設定をするためです。

 

6、インジゲーターに必要なパラメーターを入力します。

パラメーターの設定が重要になりますので少し詳しく書きます。

監視する足
最新足 or 前回足
矢印がリアルタイム/足確定のどちらで出現するかによって変更できます。
今回のインジゲーターは最新足で矢印が出て付いたり消えたりし最終次足で確定となっていますので、最新足で矢印で始めでアラート! 前回足で矢印確定でアラート!
監視する矢印コード
プログラムでどのコードを使用する事になっているかなのですが、コード表で形で判断が簡単です。
今回は、233 234 が使われています。
監視するタイムフレーム 
時間足選択ですが、currentにしておけば表示中の時間足となるので楽です。
矢印名に含まれる文字列
矢印バーに合わせると吹き出しが出ると思いますので、その中の検索したい文字を拾います。
今回は、OBJを拾って 矢印コードで 向きを判断とイメージしました。
Sound1(↑) 価格上昇中のアラート音
Sound2(↓) 価格下降中のアラート音
ここは特にそのままでも良いと思います。
メールとプッシュ通知
true or false となっています。
今回はメールしたいので、trueでアラート時にメールとプッシュ通知としています。

ここまででパラメータの設定は完了です。

参考までにキャプチャーです。234下矢印2 33上矢印

 

7、インジゲーターとシグナルアラートのDLLにチェックが入っている事を確認、またMT4側のメール設定と自動売買の許可が出来ているかを確認します。

 

メール設定がまだの場合は以前の、MT4のメール設定を参考にして下さい。

 

以上が出来ていれば、シグナル発生時にアラート発生でメールが来るはずです。

仕組みが分かれば、上手くいくと思います。

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